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J-GLOBAL ID：201202225677548168   整理番号：12A1029478

送電用がいしの着雪時フラッシオーバ特性の評価(I)-塩雪害を模擬した着雪がいしの実規模フラッシオーバ試験-

Evaluation on Flashover Voltage Property of Snow Accreted Insulators for Transmission Lines, Part I-Full-scale Flashover Voltage Tests of Snow Accreted Insulators, Simulating Wet and Packed Snow Mixed with Sea-salt-

著者 (5件)： 本間宏也 (電力中研) ,  屋地康平 (電力中研) ,  麻生照雄 (電力中研) ,  渡邉眞人 (電力中研) ,  坂田学 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所電力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. H (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： H11018  ページ： 21P  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： Z0991B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人工雪を用いた着雪がいしの実規模フラッシオーバ試験法を提案し,試験により得られた各種がいしのフラッシオーバ特性を把握して,塩雪害の防止対策の効果を調べた。試験方法に関しては,導電率を調整した人工雪(氷粒)を作製し,供試がいしへ圧着密接した後,散水による摸擬湿雪を造り,課電試験を行うという順序により,人工雪を作製した。この着雪に対する課電試験を行った結果,フラッシオーバの発生を見た。また,この試験方法により,154kV長幹がいしおよび縣垂がいしに対するフラッシオーバパターン,最低フラッシオーバ電圧,ならびに試験前後における着雪の導電率変化を求めた結果についても報告した。

シソーラス用語： *送電線 ,  *碍子 ,  *着雪 ,  *フラッシュオーバ ,  塩害 ,  雪害 ,  電気試験 ,  降雪 ,  事故防止 ,  電圧 ,  電気伝導率
準シソーラス用語： 人工雪

分類 (1件)： 電力線路要素・工事  (NB05020V)

引用文献 (20件)：

• [1]本間、坂田:「人工着雪試験によるがいしの着雪特性について」、平成21年電気学会全国大会、No.7-135、2009.
• [2]本間、屋地、坂田、麻生:「着雪がいしの耐電圧試験法の開発-33kV級がいし試料を用いた予備試験-」、平成22年電気学会全国大会、No.7-104、2010.
• [3]本間、屋地、坂田、麻生:「着雪がいしの耐電圧試験法の開発(その2)-154kV実規模がいしのフラッシオーバ試験-」、平成23年電気学会全国大会、No.7-134、2011.
• [4]高橋、藤田、坂田:「新潟県下越地域における降雪の電気伝導度の連続観測」、雪氷研究大会、2008.
• [5] H. Homma, K. Yaji, T. Aso and G. Sakata, "Snow Accretion Properties of Various Insu lators Exposed to an Artificial Wet Snow Accretion Test", IWAIS XIII, 2009.

タイトルに関連する用語 (9件)： 送電 ,  がいし ,  着雪 ,  フラッシオーバ ,  評価 ,  塩 ,  雪害 ,  規模 ,  試験