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J-GLOBAL ID:201202225683734844   整理番号:12A1572756

ナローバンド指数とPROSPECT+DARTシミュレーションを使用した不均質針葉樹林におけるカロチノイド含量の推定

Carotenoid content estimation in a heterogeneous conifer forest using narrow-band indices and PROSPECT+DART simulations
著者 (3件):
資料名:
巻: 127  ページ: 298-315  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,葉や樹冠レベルでの可視光領域でのナローバンド(狭帯域)指数を用いてカロチノイド含量を推定した。研究地域は減退プロセスの松林である。連続2年間,針葉中のスペクトル反射と,クロロフィルaとb(Ca+b),カロチノイド(Cx+c)およびキサントフィルセル色素(VAZ)を含めた色素含量を測定した。放射伝達モデル方法と10nm FWHMバンド幅で得られた高解像度空中画像を用いて研究を行った。無人機(UAV)搭載のナローバンド多重スペクトルカメラによる高解像度画像からなる空中データを得た。画像の解像度は50cmで500~800nm6種のスペクトルバンドがあり,純粋な樹冠を同定して樹木ごとの反射が得られる。評価指数は伝統的な処方および500~600nmのCx+c吸収の感受性バンドを結合して開発した新規な単純割合とした。PROSPECT-5モデルを離散異方性放射伝達(DART)モデルと組み合わせ,葉と樹冠レベルでのCx+c感受性植生指数の性能を探索した。これら指標の構造への感受性を評価して不均質林冠におけるCx+c関連植生指数のスケールアップ可能性を研究した。Cx+c含量とナローバンド植生指数間の決定係数から,伝統的指数では葉レベルでCx+c含量と強く相関するが(r<sup>2</sup>>0.90;CRI指数(1/R<sub>515</sub>)-(1/R<sub>550</sub>)はP<0.001),樹冠レベルでは構造パラメータに強く影響される(r<sup>2</sup>>0.44;P<0.001)。本研究提案の新規単純割合植生指数(R<sub>515</sub>/R<sub>550</sub>)は葉レベル(r<sup>2</sup>>0.72;P<0.001),樹冠レベル(r<sup>2</sup>>0.71;P<0.001)双方でCx+c含量と強い相関があることがわかった。無人機搭載のリモートセンシングカメラは非常に高い多重スペクトルおよびハイパー空間画像を提供し,不均質森林の林冠における生化学組成物のマッピングができる。本研究からカロチノイド含量のマッピングが森林の生理学条件評価に有用であることが証明される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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リモートセンシング一般  ,  植物の生化学 

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