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J-GLOBAL ID:201202225723525747   整理番号:12A0111007

エクアドルにおけるウニの化合物とインポセックスレベル

Butyltin Compounds and Imposex Levels in Ecuador
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 68-77  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,南アメリカの太平洋岸におけるインポセックス事象と関連したブチルススズ(BT)汚染に関する最初の評価を行った。エクアドル沿岸の14サイトに沿って分布する3つのmuricid種(Thais biserialis, T. brevidentata,及びT. kiosquiformis)におけるインポセックスの発生を分析した。検討した全てのmurucidsはインポセックスを示し,14サイトの内11サイトで観察された。最大のインポセックスレベルはGuayaquil湾内部で採集したT. kiosquiformisにおいて観察され(相対ペニス長(RPLI)9.0~40.7),T. biserialis及びT. brevidentataではそれぞれ4.0~26.1及び0.0~1.9の範囲であった。さらに,6サイトで採集した表層堆積物中のBT化合物(トリブチルスズ(TBT),ジブチルスズ(DBT),モノブチルスズ(MBT))を測定した結果,その値はTBTが12.7~99.5ngSn/g(乾燥重量),DBTが1.8~54.4ngSn/g,MBTが44~340ngSn/gであった。BT分解指数はTBTの古い流入を示唆したが,今回の研究で検出された高いインポセックスレベルは,TBTベースの防汚塗料に対する国際的制限がエクアドルでは依然として有効ではないことを示唆する。特にGuayaquil湾内部の港湾に近い南部海岸のBT類汚染が示されていることを考慮すると,T. kiosquiformis及びT. biserialis(最も感受性が高い種)組合せがエクアドル沿岸地域の今後のバイオモニタリングに利用できる。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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海洋汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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