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J-GLOBAL ID:201202225748845568   整理番号:12A1421167

DXCFシアノバクテリオクロムTIr0924の超高速動力学における化学的不均一性

Chemical Inhomogeneity in the Ultrafast Dynamics of the DXCF Cyanobacteriochrome Tlr0924
著者 (8件):
資料名:
巻: 116  号: 35  ページ: 10571-10581  発行年: 2012年09月06日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シアノバクテリオクロム(CBCR)はフィトクロム系の赤/遠赤光受容体に明確に関連した多様なビリ蛋白質光センサである。CBCRとシアノバクテリアフィトクロムはビリン前駆体フィコシアノビリン(PCB)が共有結合的に付着した不変Cys残基を有する高度保存したGAFドメイン(cGMP特異ホスホジエステラーゼ,シアノバクテリアアデニラートシクラーゼ及びギ酸水素リアーゼ翻訳活性剤FhlA)を共有している。全可視光領域に広がる変動スペクトル応答を示すCBCRの幾つかのサブ系列がある。TIr0924は発色団に対する第二共有結合を形成するCys残基を利用する保存Asp-Xaa-Cys-Phe(DCXF)モチーフのサブ系列に属し青色吸収暗状態を生じる。光変換はこの結合脱離を導き,緑色吸収光生成物を生じる。TIr0924は最初発色団としてPCBを組み込み青色/オレンジ色光サイクルを示すが,PCBのフィコビオロビリン(PVB)ヘ緩速異性化して青色/緑色光サイクルを生じる。TIr0924の組換えGAFドメインの順方向と逆方向反応の光力学両者を調べるため超高速過渡吸収分光法を使用した。初期光生成物を1msで引き続く中間体として同定した。大域標的分析を用いPCBとPVB集団光力学を分解した。PCBとPVB集団はTIr0924中類似の並行光サイクルを示すが,PVB集団は両反応方向で一層高速励起状態を示した。一層長い時間解析を基礎にして,光化学配位(15,16-異性化)と第二結合配位(C10での脱離と結合形成)は両方向で分離過程である。
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分類 (3件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  分析機器  ,  光化学反応 
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