文献
J-GLOBAL ID:201202225778327979   整理番号:12A0189906

蛋白質汚染減少のためのセルロースアセテート膜の酵素による活性化

Enzymatic activation of cellulose acetate membrane for reducing of protein fouling
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 334-339  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では蛋白質汚染を減らすため,セルロースアセテート(CA)の限外濾過膜表面をセリンプロテイナーゼ(サビナーゼ)で活性化した。酵素分子はグルタルアルデヒド(交差結合剤)を用いてCA膜表面に共有結合的に固定した。膜活性は濾過実験及び形態分析を用いて検証した。活性化膜の走査型電子顕微鏡(SEM)像及び減衰全反射Fourier変換赤外(ATR-FTIR)スペクトルを元の膜の場合と比較し,酵素が膜表面に固定されていることを確認した。固定化効率は酵素濃度が2.5から10.0mg/mLに増加するのに伴って13.2%から41.2%に増加した。しかし,透過率は酵素濃度が2.5から10.0mg/mLに増加するのに伴って232±6から121±4L/m2に減少した。汚染実験では蛋白質モデル溶液としてウシ血清アルブミン(BSA),モデル生物スラッジとして活性スラッジを用いた。酵素活性化膜は良好な濾過特性を示し,蛋白質拒否効率は元のCA膜に匹敵した。また,膜の相対的フラックス減少(RFR)比は元のCA膜と酵素活性化膜(5mg/mLサルビナーゼ)で,各々,97%と88%であった。サルビナーゼ酵素で活性化した膜は蛋白質汚染を軽減するための濾過前の表面処理法として提案できよう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  酵素の応用関連  ,  蛋白質・ペプチド一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る