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J-GLOBAL ID:201202225808569786   整理番号:12A1515897

ミューオンスピン緩和により研究された(Pr0.5-xCex)Ca0.5MnO3(x=0.05,0.10,0.20)マンガン酸塩系のスピン動力学

Spin dynamics of (Pr0.5-xCex)Ca0.5MnO3 (x = 0.05, 0.10, and 0.20) system studied by muon spin relaxation
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資料名:
巻: 112  号:ページ: 073911-073911-7  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミューオンスピン緩和(μSR)の測定を(Pr0.5-xCex)Ca0.5MnO3(x=0.05,0.10,0.20)マンガン酸塩系につき行い,Ce置換がスピン動力学に及ぼす影響を研究した。低Ce置換レベル(x=0.05)での長距離反強磁性状態は,xが0.10にわずかに増加することによりスピングラス状態に転換する。x=0.05のマンガン酸塩は低温まで単純な指数関数的緩和を示すが,他方,x=0.10とx=0.20のマンガン酸塩はスピングラス様転移温度(Tg)以下の温度で二つの異なる緩和機構の共存を示す。x=0.10と0.20の場合のμSRのデータはTg以下での根指数型緩和を有する成分が存在する証拠を示し,これは磁性ガラスにおけるものと同様の非拡散緩和機構を示唆する。Tg以上では,緩和は約150Kまで広く分布した時間スケールの拡張指数関数に従う。これらのx=0.10と0.20の2つマンガン酸塩には類似したタイプの緩和動力学が存在するが,温度依存性挙動が若干異なる。今回の結果を踏まえ,Ce置換の関数として変化する異なる構造的磁気的な相関を包含した(Pr0.5-xCex)Ca0.5MnO3マンガン酸塩系の相状態図を構築する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酸化物結晶の磁性  ,  ランダム系一般 
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