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J-GLOBAL ID：201202225958317424   整理番号：12A0861626

合成高荷電有機マイカ 界面活性剤の吸着構造に及ぼす層上の荷電量とアルキル鎖長の効果

Synthetic High-Charge Organomica: Effect of the Layer Charge and Alkyl Chain Length on the Structure of the Adsorbed Surfactants

著者 (6件)： PAZOS M. Carolina (Universidad de Sevilla, Sevilla, ESP) ,  CASTRO Miguel A. (Universidad de Sevilla, Sevilla, ESP) ,  ORTA M. Mar (Universidad de Sevilla, Sevilla, ESP) ,  PAVON Esperanza (Univ. Lille Nord de France, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  RIOS Jesus S. Valencia (Universidad Nacional de Colombia, Bogota, COL) ,  ALBA Maria D. (Universidad de Sevilla, Sevilla, ESP)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 19  ページ： 7325-7332  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 既報のNaCl溶融法により,Na・Mica-n(Na_nSi_8-nAl_nMg₆F₄・xH₂O)(n=2,3,4)を合成した。それらをドデシルアンモニウムクロリド(C12)もしくはオクタデシルアンモニウムクロリド(C18)分散液中に混合し,イオン交換によりそれぞれをインターカレーションした有機マイカ(C12-Mica-n,C18-Mica-n)を調製して,XRD,DTA,¹³C,²⁷Al,³⁹Si,MAS-NMRにより特性化した。層間に吸着した界面活性剤の量と構造は層上の荷電量とアルキル鎖長に依存し,C12はC18に比べ,高い吸着量の荷電量依存性を示した。Mica-n中のC12およびC18の配座は全トランス秩序状態とゴーシュ/トランス非秩序状態が共存しているが,C12-Mica-nではnにかかわり無く,C18-Mica-nでもn<4の場合は後者の割合が高くなった。また,C12-Mica-nでは,層荷電量の増加に伴い,アルキル鎖の平行層状態から二分子層構造への転移が観測されたが,C18-Mica-nでは常に二分子層構造をとっていた。なお,C18-Mica-n中の界面活性剤はC12-Mica-nにくらべ高い熱安定性を示した。

シソーラス用語： ナトリウム化合物 ,  ケイ素化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  マグネシウム化合物 ,  鉄化合物 ,  酸化物 ,  水和物 ,  *合成 ,  *雲母 ,  *界面活性剤 ,  *表面電荷 ,  *鎖長効果 ,  インターカレーション ,  X線回折 ,  示差熱分析 ,  MASNMR ,  *表面構造 ,  立体配座 ,  二分子層 ,  単分子層 ,  相転移 ,  熱安定性
準シソーラス用語： *合成マイカ

分類 (4件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (2件)： ドデシルアンモニウムクロリド ,  トリメチルオクタデシルアンモニウムクロリド

タイトルに関連する用語 (6件)： 荷電 ,  マイカ ,  界面活性剤 ,  吸着構造 ,  層 ,  アルキル鎖