抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここでは,関東一区地区本部における最近5カ年間における労働災害の実態を報告している。まず,労働災害の実態では,対象工場が5年間で270あったのが240になり,労働災害件数も減っており,その内訳と被災者の内訳,発生時間は勤務時間内がほとんどであり,洗車場および納入先での発生が多いこと,災害起因設備としては生コン車が多く,発生時の作業は清掃時が多い,災害事故の状況は転落,転倒,巻き込まれ,反動などがほぼ均等に見られ,被害者の障害部位では下肢,上肢部に多い,受傷は骨折が多く,災害の要因は安全行為の不履行が2/3である。生コン工場の労働災害の特徴では,統計に基ずき,前述のことを示している。災害防止対策としては,危険性の発見し先取りして解決する理念に基づいたゼロ災運動を実施して,トップの経営姿勢,管理監督者の徹底,職場自主活動の活性化の大切さを述べている。