文献

J-GLOBAL ID：201202225983343316   整理番号：12A1243950

不均一金属表面のためのSECM(走査電気化学顕微鏡)接近曲線のシミュレーション

Simulation of SECM Approach Curves for Heterogeneous Metal Surfaces

著者 (4件)： ZHOU Qixin (North Dakota State Univ., North Dakota, USA) ,  WANG Yechun (North Dakota State Univ., North Dakota, USA) ,  TALLMAN Dennis E. (North Dakota State Univ., North Dakota, USA) ,  JENSEN Mark B. (Concordia Coll., Minnesota, USA)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 7  ページ： H644-H649  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合金の多くは表面が不均一で,表面を通る電子移動の速度はその不均一性に影響される。Al合金マトリックス中に銅との金属間化合物がまばらに分散しているAA 2024-T3合金では,マトリックス中の電子移動速度と,銅サイトでの電子移動速度を,SECMを用いるプローブ接近曲線から求めることができる。合金の腐食及び電着を理解するのにこの情報は役に立つ。マトリックスの電子移動速度を測定するのは,容易であるが,電子移動が起こる大きいマトリックスに囲まれた小さいサイトでの電子移動速度の測定は難しい。このような状況での小さいサイトでの不可逆的電子移動反応のための,接近曲線を作成するために,ソフトウエア,COMSOL Multiphysicsを用いた。接近曲線に及ぼす,小さいサイトとマトリックスでの反応速度定数の比,及びサイトのサイズの影響を検討した。この合金のモデルを用いた実験データあてはめについて記述した。

シソーラス用語： *電子移動速度 ,  *アルミニウム合金 ,  *銅添加合金 ,  金属間化合物 ,  不均一性 ,  表面性状 ,  マトリックス効果 ,  *走査型プローブ顕微鏡 ,  *近接効果 ,  *曲線 ,  計算機シミュレーション ,  プログラムパッケージ ,  シミュレータプログラム ,  反応速度定数 ,  サイズ効果 ,  *電子移動反応 ,  表面反応
準シソーラス用語： AA2024-T3 ,  走査電気化学顕微鏡 ,  *プローブ接近曲線 ,  COMSOL

分類 (5件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U) ,  電子顕微鏡,イオン顕微鏡  (BD02050B) ,  顕微鏡法  (BK01040E) ,  金属組織観察法  (WB01010R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 不均一 ,  金属表面 ,  走査電気化学顕微鏡 ,  接近 ,  曲線 ,  シミュレーション