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J-GLOBAL ID：201202225995763396   整理番号：12A1618066

エラストマーを上手につかいこなすために ポリエステルエラストマー〈「ハイトレル」の活用事例と最新グレード展開〉

著者 (1件)： 常峯邦夫 (東レ・デュポン)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 11  ページ： 38-44  発行年： 2012年11月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿ではデュポン社が開発・上市したポリエステル系熱可塑性エラストマ「ハイトレル」の特徴について概説し,その用途展開と最近のグレード展開について述べる。ハイトレルのハードセグメントは結晶性ポリブチレンテレフタレートであり,他のオレフィン系やスチレン系熱可塑性エラストマに比べ高融点であり,機械的強度,耐熱性,耐油・耐薬品性,成形加工性に優れている。一方,ソフトセグメントを構成する脂肪族ポリエーテルは低温から高温まで広い温度領域での柔軟性と卓越した耐屈曲疲労性,反発弾性などの性能を付与している。ハイトレルはエンジニアリングエラストマとして自動車部品,電気・電子部品,工業用品,消費財など幅広い分野でその応用展開が進んでいる。さらに,成形性改良,摺動性改良,制電性,難燃性,耐湿熱性などの付与,ガラス繊維強化など顧客の要求に対応した各種機能グレードをラインアップしてきた。また,透明グレードやPPとABS及びPC間の接着層用としてPP接着グレードも取り揃えている。

シソーラス用語： *熱可塑性ゴム ,  *ポリエステルエーテル ,  *セグメント化重合体 ,  ゴム弾性 ,  耐熱性 ,  耐化学性 ,  成形性 ,  融点 ,  弾性係数 ,  曲げ ,  透明度 ,  接着強さ ,  消費財 ,  電子部品 ,  絶縁材料 ,  ポリブチレンテレフタレート ,  ポリテトラメチレンオキシド ,  工業製品 ,  ブロー成形 ,  押出成形 ,  破断強さ ,  絶縁体
準シソーラス用語： 曲げ弾性率 ,  自動車材料

分類 (1件)： ゴム  (YH07020M)

タイトルに関連する用語 (5件)： エラストマー ,  ポリエステルエラストマー ,  活用 ,  グレード ,  展開