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J-GLOBAL ID:201202226062030769   整理番号:12A0419811

認知・印刷・紙の諸科学からみた紙メディアの新たな可能性 第23回 ジャーナリズム形成機能から見た紙メディアの特徴

著者 (1件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 59-65  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: Y0280A  ISSN: 0453-1507  CODEN: KPGTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ジャーナリズム形成機能の観点から電子媒体と比較した紙メディアの特徴を解説した。メディアのジャーナリズム形成能力とは情報を広く拡散し人々の間で共有を促す能力のことである。ジャーナリズムは印刷ジャーナリズムから発達したが現代では電波ジャーナリズム及びネットジャーナリズムが加わった。これらでは伝達方法が一方向性から個対個の双方向性に変わったが,これで公共空間形成が可能か否かは今後見極める必要がある。印刷メディアは情報受容者の意識に強く訴え,視覚が捉え易く,脳内で情報処理され易い特徴がありジャーナリズム形成能力も高い。個々に見ると新聞は一覧性,共有可能性,脳内情報処理能力等が高く,書籍は人間の脳内の認知構造に「知」を形成し,雑誌は新聞と書物の中間である。広告は一覧性とパターン認識が特徴である。これに対し電子新聞は一覧性,共有性においてジャーナリズム形成機能が低いが情報収集,保存機能は優れている。電子雑誌はフロー情報性が高く今後拡大する可能性が高い。電子書籍では端末は売れてもソフトの電子書籍市場は拡大していない。人間の根源的喜びを充足させられない為だと考える。電子広告は生理的違和感が介在せず急速に拡大している。各メディアには特徴があり電子メディアに代わる物もあるが電子書籍の広がりには限界があると思われる。
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分類 (3件):
分類
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写真印刷工業一般  ,  計算機利用技術一般  ,  電話・データ通信・交換一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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