抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,毎年大きな伸びを示す劣化した下水配管,特に大口径鋼管の復旧処理について事例を元に記した。下水配管は微生物誘起腐食,エロージョン腐食あるいは被覆の浸透膨れ現象のような劣化が生じる。交換すること無くその寿命を延長させるためには復旧(リハビリテーション)作業が求められる。これまで報告されている下水管復旧技術をレビューすると共に,必要な基準の設定,ベンダーの選定および推奨事項について示した。既存の復旧技術として,cured-in-placeライニング,スプレーライニング,close-fitライニング,スリップライニング,grout-in,パネルライニングおよびスパイラル巻回ライニングを簡単に解説した。そして,スプレーオンライニングと炭素繊維ガラスライニングの組み合わせが最もコスト効果が高いことを示した。