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J-GLOBAL ID：201202226451788707   整理番号：12A0620516

りん脂質小胞上におけるα-シヌクレイン原線維形成過程での構造中間体

Structural Intermediates during α-Synuclein Fibrillogenesis on Phospholipid Vesicles

著者 (5件)： COMELLAS Gemma (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  LEMKAU Luisel R. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  ZHOU Donghua H. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  GEORGE Julia M. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  RIENSTRA Chad M. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 11  ページ： 5090-5099  発行年： 2012年03月21日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体状態NMR分析と電子顕微鏡を用いて,りん脂質存在下でのα-シヌクレイン(AS)の優先的なα-ヘリックスからβ-シート原線維への構造遷移経路での異なる状態を捕捉した。これらを脂質不在下での原線維形成経路と比較した。また,水性緩衝液中で形成の成熟AS原線維と陰イオン性りん脂質存在下誘導のものと比較したところ,全体的な原線維の折畳みに大きな変化は見られなかった。しかし,これらの原線維状態の部位特異的な比較は,40sにある長いβ-鎖の部分的崩壊を伴うN末端ドメインでの主なかく乱と,”非アミロイド成分”ドメインにある残基での小さなかく乱を示した。これらの結果を合わせ,りん脂質小胞存在下でのAS原線維形成に対するモデルを提案した。

シソーラス用語： リン脂質 ,  *タンパク質 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  配座転移 ,  ヘリックス構造 ,  β構造 ,  折畳み構造 ,  膜脂質 ,  小胞
準シソーラス用語： *α-シヌクレイン ,  αヘリックス ,  βシート ,  原線維形成 ,  固体NMR

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質小胞 ,  α-シヌクレイン ,  原線維形成 ,  過程 ,  中間体