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J-GLOBAL ID：201202226568911453   整理番号：12A0962531

仮定的重大原子炉事故中の材料の現象を調べるための中性子写真法の応用

Application of neutron radiography to study material processes during hypothetical severe accidents in nuclear reactors

著者 (5件)： GROSSE Mirco (Inst. for Applied Materials, Karlsruhe Inst. of Technol., P.O. Box 3640, 76021, Karlsruhe, DEU) ,  STEINBRUECK Martin (Inst. for Applied Materials, Karlsruhe Inst. of Technol., P.O. Box 3640, 76021, Karlsruhe, DEU) ,  STUCKERT Juri (Inst. for Applied Materials, Karlsruhe Inst. of Technol., P.O. Box 3640, 76021, Karlsruhe, DEU) ,  KASTNER Anders (Paul Scherrer Inst., Dep. of Spallation Source, 5232, Villigen, CHE) ,  SCHILLINGER Burkhard (Technische Universitaet Muenchen, FRM II and Physik-Department E21, James-Franck-Str., 85748, Garching, DEU)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 18  ページ： 6505-6512  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性子写真法は,重大な原子炉事故下での,1123~1673Kの温度での蒸気酸化中の,核燃料の被覆や制御棒の挙動を研究するのに応用された。この論文は,これらの研究の概要を述べるものである。KIT(Karlsruhe Institute of Technology)では,冷却水の喪失や重大な原子炉事故の実験的シミュレーションが行われた。実験後,損傷を受けた制御棒を調べた。中性子吸収剤と制御棒構成材料の効果を分離するために,異なる中性子スペクトルで撮られた写真を総合した。それらのデータから,ステンレス鋼の制御棒被覆とジルカロイ-4のガイドチューブの間での,共晶反応による局所融解が起きたことが明確に示された。蒸気酸化中の水素の吸収とそのジルカロイ-4への拡散を,1123Kと1673Kの温度での装置外および装置内での写真法実験によって調べた。水素吸収と拡散の速度論を明らかにした。酸化物層の形態が蒸気酸化したジルコニウム合金中の水素濃度に強く影響を与えた。大規模なQUENCH実験から回収されたサンプルに,一桁近い違いが見いだされた。水素の拡散係数を,種々の温度で決定した。1123Kと1173Kでの拡散係数は,純Zrの文献値から推測された値とよく一致したが,より高温では,より速い拡散が見いだされた。求められた水素拡散の活性化エネルギは,文献に発表されていた値より約10%大きかった。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  *燃料管 ,  *原子炉制御棒 ,  *中性子ラジオグラフィー ,  *シミュレーション ,  *ステンレス鋼 ,  *ジルカロイ ,  *水素吸蔵 ,  *拡散係数 ,  水素 ,  原子炉材料 ,  被覆材 ,  *拡散
準シソーラス用語： *ジルカロイ4 ,  *核燃料被覆管 ,  *水素拡散 ,  水素吸収 ,  中性子写真法

分類 (2件)： 原子炉安全一般  (MD06010W) ,  その他の線源の利用  (MC01060N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 仮定 ,  原子炉事故 ,  現象 ,  中性子写真法 ,  応用