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J-GLOBAL ID:201202226637017123   整理番号:12A0056444

出発組織にAl3Sc析出物を含有するAl-0.2mass%Sc合金のARB加工中のミクロ組織の変化

Microstructural Evolution during ARB Process of Al-0.2 mass% Sc Alloy Containing Al3Sc Precipitates in Starting Structures
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 72-80 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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強塑性変形中のミクロ組織の変化に及ぼす前から存在する析出物の影響を調べた。種々のサイズのAl3Sc析出物を有するAl-0.2mass%Sc合金を300と400°Cで時効した。Al3Scの平均析出サイズは300と400°C時効でそれぞれ3.62と50nmであった。時効したままの試験片では,Al3ScはAlマトリックスとコヒーレンス性を有していた。溶体化処理(ST),300°Cで時効及び400°Cでの時効の3種類の試験片を,それから室温において繰返し重ね接合圧延で(ARB)最大10サイクルまで(相当歪8.0に相当する)強く変形した。ARB加工の10サイクル後,試験片はST,300°C時効及び400°C時効試験片では平均ラメラ間隔がそれぞれ0.37,0.24,0.27μmのラメラ粒界組織であった。加えて,高傾角粒界(HAGB)の比率と時効試験片内の粒界との間の平均誤配向は,同じ歪にARB加工したST試験片よりいずれも高かった。事前に存在した析出物がARB加工中の結晶粒微細化を加速したことが明らかになった。ミクロ組織の変化の加速理由は,予時効試験片中のせん断帯の導入,転位増殖速度の増大及び析出物による粒界移動の抑制であると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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圧延技術  ,  組織的硬化現象 
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