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J-GLOBAL ID：201202226643439803   整理番号：12A0536999

繊維状ファージΦRSS1はトマトの青枯病菌(Ralstonia solanacearum)の病原性を増強する

The Filamentous Phage φRSS1 Enhances Virulence of Phytopathogenic Ralstonia solanacearum on Tomato

著者 (5件)： ADDY Hardian S. (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  ASKORA Ahmed (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  KAWASAKI Takeru (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  FUJIE Makoto (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  YAMADA Takashi (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 102  号： 3  ページ： 244-251  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 青枯病菌(Ralstonia solanacearum)は宿主範囲は広く,ナス科植物やショウガ,バナナなど,200種以上の植物に感染する。根の傷などから植物体内に侵入し,その後,維管束内で増殖し,細胞外多糖を大量生産して維管束の通水を悪化させ,植物を枯死に至らしめる。ΦRSS1は,R.solanacearum系統に影響を与える繊維状ファージである。ΦRSS1の感染により,生理的状態および宿主細胞の性質が変化する。ここでは,ΦRSS1感染R.solanacearumが寄主植物でより強い病原性を示すかどうかを検討した。ΦRSS1に感染したバクテリアを接種したトマトでは野生タイプのバクテリアを接種したトマトよりも2~3日早く病徴が表れりことが分かった。

シソーラス用語： *バクテリオファージ ,  *バクテリオファージ感染 ,  *トマト ,  *青枯病 ,  Ralstonia ,  病原性 ,  植物病害 ,  宿主 ,  細胞
準シソーラス用語： Ralstonia solanacearum ,  宿主細胞

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  細菌による植物病害  (FC04053P) ,  ウイルスの生化学  (EG04030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： トマト ,  青枯病菌 ,  Ralstonia ,  病原性 ,  増強