抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は中学校技術・家庭科技術分野のガイダンス的な内容における指導法を提案するとともに,その効果について教育実践を通じ検証したものである。本稿ではガイダンス的な内容における効果的な指導の視点として,「技術的思考を形成させる先行オーガナイザー効果」「技術に関するオーセンティックな学習課題」「協同学習を中心とした学習展開」の3点を定義し,それらの視点に即した「ガイダンスモデル」を構築した。中学校1年生156名を対象に,ガイダンスモデルに即した5時間の教育実践を行い,得られたアンケートやワークシートの分析から教育効果を検証した。アンケート結果の分析から,教育実践を通じ,技術に対する関心が有意に増加することが示唆された。また,ワークシートの分析結果から,本教育実践は,技術的思考を形成させ,「関心・意欲・態度」を育成させる効果的な指導法であることが推察された。(著者抄録)