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J-GLOBAL ID:201202226911020659   整理番号:12A1750241

エナンチオ選択超高速液体クロマトグラフィーと高速液体クロマトグラフィー:Whelk-O1セレクタに基づくカラムの比較研究

Enantioselective ultra-high and high performance liquid chromatography: A comparative study of columns based on the Whelk-O1 selector
著者 (8件):
資料名:
巻: 1269  ページ: 226-241  発行年: 2012年12月21日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,エナンチオ選択応用(eUHPLC)のための新規超高速液体クロマトグラフィー用のPirkle型キラル固定相(CSP)の熱力学と速度論的評価を報告する。Whelk-O1セレクタを1.7μmの大きな表面積を持つ多孔性球状シリカ粒子に共有結合して150mm,100mm,75mm,及び50mmの長さで内径が4.6,又は3.0mmのカラムに充填した。100mm×4.6mmのカラムを熱力学と速度論的観点から通常のHPLC用のWhelk-O1カラム(250mm×4.6mm,5μm)を対照として十分に特性化した。eUHPLCカラムでのVan Deemterプロットは,1,3-ジニトロベンゼンに3.53μmのHmin値を5.07mm/sのすきま移動相線速度(μinter)を与え,アセナフトールの2つのエナンチオマーにそれぞれ4.26と4.17μmのHmin,及び4.85mm/sと4.24mm/sのμinterを与えた。アルコール,エポキキド,スルホキシド,ホスフィンオキシド,ベンゾジアゼピン,及び2-アリルオキシプロピオン酸エステルを含む農薬21種のエナンチオ対の分離が効率と分析時間の点での主な長所と共に得られた。種々のカラム(長さ:150mm,100mm,75mm,及び50mm;内径:4.6,又は3.0mm)で計算されたスピード効果因子は,50cmの長さのカラムの場合で13であり,エナンチオマーの1分以内の分離をすぐれた分離能係数と共に与えた。特に,trans-スチルベンオキシドがわずか10秒で分離された。これらのeUHPLCカラムのNPモードでの比較的低い粘度とすぐれた浸透性,及び広範囲の流速での600bar以下の背圧によって,標準のHPLCハードウエアの利用が可能である。しかし,この場合,カラム外の不一致を低減するための装置の改良を行わなければ,UHPLCの装置と比べて分離度での顕著な損失が観察される。すぐれた効率と選択性,大量高速処理,及び超高速分析時間は,エナンチオ選択UHPLC法の開発におけるWhelk-O1カラムの可能性を実証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  液体クロマトグラフィー 
タイトルに関連する用語 (5件):
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