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J-GLOBAL ID：201202226972010036   整理番号：12A0535229

酸化性イオンを含む沸騰硝酸におけるステンレス鋼304Lの腐食挙動を予測するための電位測定に基づく方法論

Methodology based on potential measurement for predicting corrosion behaviour of SS 304L in boiling nitric acid containing oxidising ions

著者 (2件)： BHISE S. (Homi Bhabha National Inst., Mumbai, IND) ,  KAIN V. (Bhabha Atomic Res. Centre, Mumbai, IND)
資料名： Corrosion Engineering, Science and Technology  (Corrosion Engineering, Science and Technology)
巻： 47  号： 1  ページ： 61-69  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： B0684A  ISSN： 1478-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動電位法および定電位法により95°Cの硝酸溶液において硝酸級(NAG)304Lステンレス鋼の腐食速度と腐食電位との関係を示す基本的な曲線を作った。更に,過不動態電位域溶解における粒界腐食開始電位を決定した。この粒界腐食電位では鋭敏化処理を行っていないステンレス鋼でも激しい粒界腐食を起こすことを光学顕微鏡および走査電子顕微鏡により確認した。陽分極曲線測定によりステンレス鋼の腐食電位が硝酸濃度,溶液温度および酸化性イオン濃度に依存することを証明した。Ce⁺⁴,V⁵⁺およびCr⁺⁶などの酸化性イオンを含む硝酸溶液において酸化性イオンの存在による電位変動を考慮した時間平均電位(TAP)の概念を導入した。TAPは腐食速度と関係づけられる電位の値である。ステンレス鋼の陽分極曲線に及ぼす全表面積に対する断面の比の影響についても明らかにした。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *耐食性 ,  *腐食機構 ,  *腐食速度 ,  *予測技法 ,  *硝酸 ,  *沸騰 ,  *陽分極 ,  *腐食電位 ,  粒界腐食 ,  金属イオン ,  濃度依存性
準シソーラス用語： *AISI304L ,  *腐食挙動 ,  鋭敏化処理

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 酸化 ,  イオン ,  沸騰 ,  硝酸 ,  ステンレス鋼 ,  304L ,  腐食挙動 ,  予測 ,  電位測定 ,  方法論