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J-GLOBAL ID：201202227334486410   整理番号：12A1444689

後遺症脳傷害後の持続する個人およ運転者に関係した衝突事故リスク因子

Crash risk factors related to individuals sustaining and drivers following traumatic brain injuries

著者 (3件)： NEYENS David M. (Dept. of Industrial Engineering, Clemson Univ., Clemson, SC, USA) ,  BOYLE Linda Ng (Dept. of Industrial and Systems Engineering, Univ. of Washington, Seattle, WA, USA) ,  BOYLE Linda Ng (Dept. of Civil and Environmental Engineering, Univ. of Washington, Seattle, WA, USA)
資料名： Accident Analysis & Prevention  (Accident Analysis & Prevention)
巻： 49  ページ： 266-273  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0828A  ISSN： 0001-4575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:いくつかの衝突事故は,運転者が後遺症脳障害(TBI)を経験(または維持)させる結果となり,一方他の衝突事故は,既にTBIを経験した運転者を巻き込む。本研究の目的は,これらの2種類のTBI事故群に影響する諸因子を調べることにある。方法:アイオワ州の公衆衛生局の脳傷害記録および運輸局の事故記録からのデータが一緒に関連づけられ,また運転者が事故中にTBIに耐えることと,TBIの後で運転することの尤度を予測するための,ロジスティック回帰モデルで使用された。結果:2001年と2006年の間に,個人がTBIに耐えた2382件の衝突事故があった。予測されたとおり,ヘルメットを着用せず,またその結果が車の全損または分解結果となった衝突において,オートバイ運転者がTBIに耐える傾向がより高いことが見られた。TBI後の運転者たち(同乗者ではなく)に特別に焦点を合せると,1583名が事故に巻き込まれた。これらのTBI後の運転者たちは衝突時にシートベルトを着用するか,同乗者に着用させる傾向がより少なく,また夜間に衝突する傾向がより高かった。研究期間の間に,TBI後の運転者たちは,また複数事故に巻き込まれることが,TBIを警戒した経験のなかった運転者(約10%)に比較して,極めて高かった(約14%)。性別,負傷日付,およびTBIの重症度(Glasgow Coma尺度を使用した)をコントロールすると,TBIに耐えた個人は,複数事故に巻き込まれる傾向がより高かった。結論:異なる因子が,衝突中にTBIに耐えたものと,TBI後に事故を起こす者に対する事故の尤度に影響する。一般的に,TBI後の運転者たちは,複数事故をより多く起こし,またこのことは,運転者のリハビリテーション,評価,および研修を導くために,今後調査すべきである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *脳損傷 ,  後遺症 ,  *交通事故 ,  *危険因子 ,  失認 ,  症例対照研究
準シソーラス用語： ケースコントロール研究 ,  認識機能低下

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 後遺症 ,  脳傷害 ,  個人 ,  衝突事故 ,  リスク因子