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J-GLOBAL ID:201202227353556829   整理番号:12A0636863

DNAとネビラピンとのHIV-1逆転写酵素複合体は非ヌクレオシド阻害機作を明らかにする

HIV-1 reverse transcriptase complex with DNA and nevirapine reveals non-nucleoside inhibition mechanism
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 253-259  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非ヌクレオシドによるHIV-1逆転写酵素(RT)阻害の分子機序は明白ではなく,RT-核酸-非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRT)複合体の構造解析が不可欠である。RT-DNAはdNTP結合部位で3′-アジド-3′-デオキシチミジン(AZT)トリリン酸(AZTTP)に,あるいは非ヌクレオシド結合ポケットでネビラピンに対応して配座転移する。RT-DNA,RT-DNA-AZTTPとRT-DNA-ネビラピンの結晶構造を決定した。ヌクレオシドとNNRTの両方を含む四元複合体結晶は得られなかった。ネビラピンの結合により,非ヌクレオシド結合ポケットが開き,β12-β13-β14シートのプライマーグリップを~4Å移動した。この移動はDNAプライマー3′末端をポリメラーゼ活性(P)部位から引き離し,保存された触媒モチーフYMMDとこのプライマー末端の重要な相互作用を消失させることを見出した。非ヌクレオシド阻害の詳細な機構の解明は,C型肝炎ウイルスNS5Bポリメラーゼ等の分子機械の立体配座可動性を遮断するアロステリック阻害剤の開発にも役立つと考えられる。
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分類 (2件):
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  酵素一般 

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