抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高齢者の健康とコミュニケーションのための公園に関して考察した。横浜市の「入船公園」で2回に分けて観察調査とアンケート調査を実施した。その結果,2010年7月の観察調査の結果,平日1日の高齢者の来園者数は延べ114名で,遊歩道で4割と最も人数が多く,自由広場は2割,保健遊具広場と噴水広場は15%であった。典型的な高齢者の公園利用は,毎日決まった時間に遊歩道を一人でウォーキングか散歩をし,その合間に健康遊具で体の緊張をほぐし,その後ベンチに腰掛けて休憩をする形である。健康遊具の特性を運動機能とコミュニケーションの両面から分析した。その結果,高齢者のための公園の条件は,遊歩道,健康遊具,ベンチ,自然環境の4点セットである。