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J-GLOBAL ID:201202227540057291   整理番号:12A0189320

熱応答性高分子ブラシをグラフトしたセルロースナノ結晶によって安定化したPickeringエマルジョン

Pickering emulsions stabilized by cellulose nanocrystals grafted with thermo-responsive polymer brushes
著者 (4件):
資料名:
巻: 369  号:ページ: 202-209  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラミー繊維由来セルロースナノ結晶(CNC)を水中油型エマルジョンの安定剤として検討した。ヘプタン-水系の相挙動を調べ,CNCによって安定化したエマルジョンを液滴サイズ測定(光散乱)ならびに光学顕微鏡法,走査電子顕微鏡法および凍結破断電子顕微鏡法を用いて分析した。熱応答性ポリ(NIPAM)ブラシをグラフトしたセルロースナノ結晶(ポリ(NIPAM)-g-CNC)(0.05~0.5重量%)を用いて水-連続Pickeringエマルジョンを作り出した。水-連続Pickeringエマルジョンは4箇月間の観察時間の間安定であることが観測された。これに対して非修飾CNCは水中ヘプタンエマルジョンを安定させることができなかった。乳化後,ポリ(NIPAM)-g-CNCは油-水界面において整列,層状構造体を形成することが観測された。ポリ(NIPAM)-g-CNCによって安定化したエマルジョンはポリ(NIPAM)のLCSTより高温で加熱すると壊れた。これは粒子上に配置されたブラシの温度応答性,従ってPickeringエマルジョンの応答性を示すと解釈された。この現象をレオロジー測定によってさらに解明した。この測定においてPickeringエマルジョンの粘度はポリ(NIPAM)の下限臨界溶解温度に近づくと増加した。塩の添加によって温度の影響を相殺することができた。これは,油-水界面におけるポリ(NIPAM)-g-CNCの静電および立体相互作用の低下によって説明された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  液-液界面 
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