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J-GLOBAL ID:201202227541971574   整理番号:12A1262405

LATPのイオン伝導率に及ぼすマイクロクラックの影響

Effect of microcracking on ionic conductivity in LATP
著者 (2件):
資料名:
巻: 218  ページ: 65-72  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リン酸リチウムアルミニウムチタン(LATP)は,高い熱膨張異方性のためマイクロクラックが発生しやすい。LATPのイオン伝導率に対し,結晶粒界相の役割に多くの注意が払われてきたが,マイクロクラックの影響もまた,伝導率低下を予想させる。特性評価したLATP材料の全ては,マイクロクラックに対しその臨界サイズより大きい結晶粒を持つが,微細結晶粒(1.7±0.7μm)Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3は,結晶粒界でのクラックが広範囲でないため,323Kにて同一純度の粗結晶粒(4.8±1.9μm)LATPのイオン伝導率の2倍を示す。Young弾性率(81-115GPa)および2軸強度(26±2MPa対123±17MPa)の増大は,結晶粒径の低下と一致するが,伝導率の増大は,大きなLATP結晶粒回避が強い駆動力である。予想されるように,より低い純度は,類似の結晶粒径に対しイオン伝導率を性能劣化する。単端予亀裂ビーム破壊靭性測定値は,微細結晶粒高純度LATPが,1.1±0.3MPa/mのK1c値を持つことを示した。曲げ強度測定(147±14MPa)は,その臨界欠陥サイズが,30μmのオーダーにあること,そして処理欠陥が尚も限界強度を持つことを示している。結晶粒径が更に低下するにつれ,強度およびイオン伝導率は,マイクロクラックが排除されるまでタンデムに改善され続けるだろう,ことが予想される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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