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J-GLOBAL ID：201202227547562404   整理番号：12A0593008

耳石の逐次同位体分析を用いたキタカワカマス(Esox lucius)の鱗の成長の基準の推定

Inferring occurrence of growth checks in pike (Esox lucius) scales by using sequential isotopic analysis of otoliths

著者 (2件)： GERDEAUX Daniel (INRA, Thonon-les-Bains, FRA) ,  DUFOUR Elise (Museum national d’histoire naturelle, Paris, FRA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 26  号： 7  ページ： 785-792  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Annecy湖のキタカワカマス(Esox lucius)の鱗の成長について推定する方法を開発した。耳石の炭酸カルシウム試料をオルト燐酸と反応させて生成するCO₂について,その酸素18存在比を質量分析により調べた。酸素18同位体存在比の値を魚のライフスパンについて調べたところ,酸素18同位体存在比の固体内変動は,表層水温度および耳石に特異的同位体分別により表すことができた。魚の年齢と第一アニュラスの形成について,酸素18同位体存在比を用いて,鱗の成長構造と相関させることにより評価した。値は魚の食餌や生息域,捕獲したり放流したりするストレスなどにより変動した。加齢による耳石の縮小などの問題はあるが,酸素18同位体存在比と鱗の成長特性について関連付けることは可能と考えられる。

シソーラス用語： *ニシン類 ,  *同位体分析 ,  *平衡石 ,  *鱗 ,  炭酸カルシウム ,  二酸化炭素 ,  *同位体存在比 ,  *酸素18 ,  同位体分別 ,  温度依存性 ,  アロメトリー
準シソーラス用語： *Esox lucius

分類 (3件)： 無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H) ,  魚類  (FH02020K) ,  発生・成長の生理一般  (EJ16010L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 耳石 ,  逐次 ,  同位体分析 ,  鱗 ,  成長 ,  推定