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J-GLOBAL ID:201202227764311576   整理番号:12A1503192

水素化物配位子が違いを生じる:[Ru(H)2(H2)2(PR3)2](R=シクロヘキシル)によって触媒されたMurai反応のメカニズムの密度汎関数研究

Hydride Ligands Make the Difference: Density Functional Study of the Mechanism of the Murai Reaction Catalyzed by [Ru(H)2(H2)2(PR3)2] (R=cyclohexyl)
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資料名:
巻: 18  号: 36  ページ: 11449-11458  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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古典的なMurai反応に対してRu0系は計算的に研究されているが,Chaudretの系を用いた室温での触媒プロセスにおいてはRuII錯体が役割をはたす様に思われ,錯体[Ru(H)2(H2)2(PCy3)2]が室温でのアセトフェノンのオルトCH結合へのエチレン挿入を触媒する。この様な穏やかな条件下での触媒活性の原因を明らかにするために,モデル触媒として[Ru(H)2(H2)2(PMe3)2]を用いることによるこの反応の密度汎関数理論(DFT)B3PW91研究をおこなった。活性種が,エチレンによるH2の置換,およびさらなる第2配位二水素配位子によるエチレンの水素添加によって容易に得られる,ルテニウム二水素化物錯体[Ru(H)2(PMe3)2]であることがわかった。この不飽和錯体は,ケトン基およびオルトC-H結合の両方でアセトフェノンを配位子することができ,非常に容易な選択的オルトC-H活性化の経路を開いた。C-H活性化の前にもしエチレンが二水素化物へ配位すれば1つのあきサイトだけが利用でき,この場合にはパラ位置での活性化が競争した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化学反応一般  ,  白金族元素の錯体 

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