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J-GLOBAL ID：201202227786089990   整理番号：12A1312530

環境粒子状物質に帰属可能な毒性の決定因子としてのサイズとソースと化学的組成

Size, source and chemical composition as determinants of toxicity attributable to ambient particulate matter

著者 (2件)： KELLY Frank J. (MRC-HPA Centre for Environment and Health, School of Biomedical Sciences, King’s Coll. London, 150 Stamford Street ...) ,  FUSSELL Julia C. (MRC-HPA Centre for Environment and Health, School of Biomedical Sciences, King’s Coll. London, 150 Stamford Street ...)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 60  ページ： 504-526  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子状物質(PM)は時間と空間において変化する複雑で不均一な混合物である。それは多くの異なる化学的組成と物理特性にまたがっており,その多くは毒性への潜在的寄与因子として参照されている。各成分は複数のソースを有し,各ソースは複数の成分を発生させる。そのため,特に粒子が他の共汚染物質と相互作用する場合,健康関連影響の測定に対する特定成分またはソース関連混合物の影響の同定と定量は,環境健康研究の最も困難な分野の一つを代表する。現行の知見は異なるソース由来PM排出や個別PM成分の健康効果の正確な定量または明確なランク付けを可能とせず,実際,相関は異なる生理的機構に作用する複数成分の結果かもしれない。一部の結果は実際に異なる毒性の程度を示唆しており,すなわち,交通関連PM排出と微細および超微細粒子と特定の金属と元素状炭素が心臓血管および呼吸条件由来の死亡率と有病率の増加を含むある範囲の重篤な健康効果により一貫した関係があることを示唆している。より精緻なアプローチ(例えばより大規模な化学種データとより精緻なモデリング技術と正確な曝露評価とより良好な個人の感受性定義)と集学的チーム間の最適な協調を組み込む現代的毒性学と疫学研究の注意深く標的化されたプログラムが,現在,種々のソース,特に交通の成分と反応産物由来粒子の相対的毒性の理解進展に必要となっている。これは的を絞った削減政策とより効率的な汚染制御対策と究極的には環境PM汚染に帰属可能な疾患負担の低減を促進するだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *大気汚染物質 ,  *粒子 ,  毒性 ,  汚染源 ,  供給源 ,  化学組成 ,  自動車排出ガス
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  環境毒性 ,  *環境粒子状物質

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  健康被害  (SB03070P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境粒子状物質 ,  毒性 ,  決定因子 ,  サイズ ,  ソース ,  化学的組成