抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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天神における近年の商業施設開発,2011年3月には新博多駅ビル竣工と同時に九州新幹線開通を迎え,商業面積や都市への流入人口が著しく変化する中,キャナルシティ博多イーストビルは都市回遊動脈の強化を目的として新たなスタートをきった。創業当初よりキャナルシティ全体に流れるコンセプト=「都市の劇場」は,訪れた人々がさまざまな場所で見る見られる(観る観られる)の関係を自然につくり出し,それ自体がひとつの街の風景となるように巧みにデザインされた空間である。高さ地上10~21m,直線距離総延長230mに渡り建物を包み込む壁面緑化は,荷重,風,輻射熱など,さまざまな環境圧を受けやすく,花や農作物の育苗用に開発された同化培土を基盤としたリーフウォール工法が採用された。このシステムは,土や容器を使わないため,土の流出や根詰まりの課題をクリアしている。