文献

J-GLOBAL ID：201202227858449563   整理番号：12A1222103

316L鋼の表面特性と腐食挙動に及ぼす被覆のないレーザショットピーニングの効果

Effect of laser shot peening without coating on the surface properties and corrosion behavior of 316L steel

著者 (3件)： KALAINATHAN S. (School of Advanced Sciences, VIT Univ., Vellore, Tamil Nadu 632 014, IND) ,  SATHYAJITH S. (School of Advanced Sciences, VIT Univ., Vellore, Tamil Nadu 632 014, IND) ,  SWAROOP S. (School of Advanced Sciences, VIT Univ., Vellore, Tamil Nadu 632 014, IND)
資料名： Optics and Lasers in Engineering  (Optics and Lasers in Engineering)
巻： 50  号： 12  ページ： 1740-1745  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： A0602B  ISSN： 0143-8166  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,低炭素オーステナイト系ステンレス鋼316Lにおいて,被覆がない場合,レーザピーニングの結果を検討した。周波数逓倍(緑色)レーザを水中で照射する場合,被覆のないレーザピーニング(LPwC)の典型的な実験と違って,本研究では,閉込め媒質として水の薄い層を利用して,赤外放射でのLPwCを報告した。LPwC試料の特性(表面粗度,表面残留応力,微小硬度,腐食挙動)に及ぼすレーザパルス密度の依存性を研究した。レーザピーニング試料に及ぼす表面圧縮残留応力の影響を調べた,非レーザピーニング材料と比較して,特性が大幅に改善されることを示した。LPwCの後,試料の微小硬度は30-40%ほど改良された。しかし,動電位分極の研究から,腐食ポテンシャル(E_corr)が増強されるが,腐食電流密度(I_corr)がレーザパルス密度の増加により増大することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *ショットピーニング ,  腐食電位 ,  *ピーニング ,  *パルスレーザ照射 ,  レーザパルス ,  残留応力 ,  圧縮強さ ,  電気化学的分極 ,  周波数逓倍 ,  表面性状 ,  被覆
準シソーラス用語： 316L ,  *レーザショットピーニング ,  圧縮残留応力 ,  動電位分極

分類 (3件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  レーザ照射・損傷  (BK16040S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 316L ,  表面特性 ,  腐食挙動 ,  レーザ ,  ショットピーニング