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J-GLOBAL ID:201202227925928773   整理番号:12A0344068

炭化水素燃焼機構における第二世代生成物が関与する連鎖分岐反応のab initio研究

Ab initio study of chain branching reactions involving second generation products in hydrocarbon combustion mechanisms
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1343-1351  発行年: 2012年01月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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sec-アルキルラジカルは炭化水素燃焼および分解における主要な中間体であり,これらはアルカンの水素引抜きやn-アルキルの水素移動等による二次生成物により形成される。これらアルカン類は代表的な伝統的燃料であり,これらの反応の理解は燃焼系の改善に必要である。本研究では,2-ブチルから4-オクチルに対する,sec-アルキルラジカルから開始される二次水素の移動が関与する全ての水素移動反応を,CBS-Q,G2,およびG4複合法を用いて研究した。得られた熱力学的および速度論的パラメータを,n-アルキルラジカルの同様の反応と比較した。n-アルキルラジカルH移動に対する非分岐アルキルラジカルの水素移動の完全な描像を得た。これらは,残存する分岐鎖の指向性は速度定数に対しては僅かな効果しか持たないが,多様な遷移状態を示した。実際に,二次ラジカルサイトの初期位置は,残存する分岐鎖の指向性よりも速度に対して大きな効果を示した。二次水素から二次反応に対する活性化エネルギーは,二次水素から一次水素移動に対する活性化エネルギーに近かった。しかし,速度定数は相当する一次水素からの一次反応に近かった。これらの著しい差異は,これらの反応に対する反応経路の多様性によるものと考えられる。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無触媒気相反応  ,  燃焼一般 

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