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J-GLOBAL ID：201202228078481550   整理番号：12A0969867

低炭素型の都市・地域社会の実現と不動産 電力を使う街から,電力を供給する街へ 低炭素型社会に向けたハウスメーカーの試み

著者 (1件)： 石田建一 (積水ハウス)
資料名： 日本不動産学会誌  (Japanese Journal of Real Estate Sciences)
巻： 26  号： 1  ページ： 119-126  発行年： 2012年06月25日 
JST資料番号： L0085A  ISSN： 0911-3576  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力を使う街から,電力を供給する街へ,低炭素型社会に向けたハウスメーカーの試みを紹介した。二酸化炭素削減の具体的な方法には,「高断熱化による冷暖房用エネルギーの削減」「省エネルギー設備による電力消費量削減」「燃料電池」「太陽光発電システム」がある。省エネ対策により二酸化炭素の排出量を35%削減,燃料電池の導入でさらに59%の削減が可能となる。販売した住宅の7割強が,太陽光発電システムか燃料電池を設置した「二酸化炭素排出を50%以上削減可能な住宅」であった。太陽電池および燃料電池に蓄電池を加え3電池とした「グリーンファースト・ハイブリッド」を商品化した。現状では,省エネと太陽光発電や燃料電池を組み合わせた創エネハウスを街全体に配置したものがスマートタウンになる。

シソーラス用語： *電力 ,  *省エネルギー ,  燃料電池 ,  太陽電池 ,  太陽光発電 ,  *町づくり ,  電力供給 ,  消費電力 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： スマートハウス ,  温暖化防止 ,  省エネ ,  太陽光発電システム ,  蓄電池 ,  低炭素型社会 ,  発電電力 ,  二酸化炭素削減

分類 (2件)： エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (11件)：

• 1) 全国地球温暖化防止活動推進センター, 700~2100年までの気温変動(観測と予測)
• 2) 温室効果ガスインベントリオフィス
• 3) 積水ハウスサステナビリティレポート2009, P10
• 4) 積水ハウスニュースリリース,2008年3月18日, 高度な省エネ技術で居住時のCO2排出量を削減し太陽光発電と燃料電池の発電により残りのCO2排出分を差し引きゼロにする「CO2オフ住宅」
• 5) 積水ハウスニュースリリース, 2009年3月26日, 「エコ・ファースト企業」として快適で経済性が高く, 環境にやさしい暮らしをお届けする住宅「グリーンファースト」を販売開始

タイトルに関連する用語 (9件)： 炭素 ,  都市 ,  地域 ,  社会 ,  不動産 ,  低炭素型社会 ,  ハウス ,  メーカー ,  試み