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J-GLOBAL ID:201202228125540218   整理番号:12A0718191

酸化亜鉛ナノ粒子への亜急性経口曝露後のマウスの肝臓での酸化的ストレス,DNA損傷及びアポトーシス

Induction of oxidative stress, DNA damage and apoptosis in mouse liver after sub-acute oral exposure to zinc oxide nanoparticles
著者 (4件):
資料名:
巻: 745  号: 1-2  ページ: 84-91  発行年: 2012年06月14日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸化亜鉛(ZnO)ナノ粒子は化粧品,食品包装,画像化などを含む広範な製品で利用されている。これはこの粒子のヒトでの経皮,吸入及び経口ルートを介する曝露の可能性を高める。現在,ZnOナノ粒子の毒性に関する研究の殆どはin vivo状況で見られる複合的な細胞-細胞,細胞-マトリックス相互関係及びホルモン作用に欠けるin vitroシステムを用いている。今回のマウスのin vivo研究では,ZnOナノ粒子の経口毒性評価を目的とした。本結果では,ZnOナノ粒子(300mg/kg)を14日間連続して亜急性経口曝露した後,細胞傷害を誘導する有意なナノ粒子肝臓内蓄積がみられた。これは増加した血清中アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)及びアルカリホスファターゼ(ALT)量と肝臓の病変から明白であった。ZnOナノ粒子はまた,脂質過酸化反応増加で示される酸化的ストレスを誘発することもわかった。マウスの肝臓及び腎臓細胞でのDNA損傷はFpg修飾コメット分析で評価され,DNA損傷の原因とされる酸化的ストレスを示す肝臓でのFpg特異的損傷の有意な(p<0.05)増加が明らかになった。TUNEL分析で,対照と比べて,ZnOナノ粒子へ曝露されたマウスの肝臓でのアポトーシス誘発が明らかになった。本結果は最終的に,マウスでのZnOナノ粒子への亜急性経口曝露はDNA損傷とアポトーシスを仲介する酸化的ストレスを誘発するナノ粒子蓄積をもたらすことを示した。これらの結果はまた,消費者市場に着く前に,新しい設計製造されたナノ粒子の徹底的なリスク評価の必要性を示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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