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J-GLOBAL ID：201202228203777360   整理番号：12A0971284

ホルモン依存性癌のパイオニア因子

Pioneer factors in hormone-dependent cancers

著者 (4件)： JOZWIK Kamila M. (Cancer Res. UK, Cambridge, GBR) ,  JOZWIK Kamila M. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  CARROLL Jason S. (Cancer Res. UK, Cambridge, GBR) ,  CARROLL Jason S. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 12  号： 6  ページ： 381-385  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ヒトの主な固形癌である,ホルモン依存性乳癌と前立腺癌におけるパイオニア因子の進化している役割について議論した。パイオニア因子は,追加の転写因子の結合を容易にするために凝縮クロマチンと結合できる転写因子のクラスである。エストロゲン受容体陽性乳癌およびアンドロゲン受容体陽性前立腺癌における,パイオニア因子FOXA1(フォークヘッドボックスA1,HNF3α)などの作用を解説した。FOXA蛋白質はDNAと相互作用でき,凝縮クロマチンと追加の転写因子の間のアダプター蛋白質として機能していた。1)FOXA1と核受容体,2)他のエストロゲン受容体パイオニア因子の候補として,TLE因子,AP2γおよびPBX1を議論した。またパイオニア因子の調節,バイオマーカーおよび可能な薬剤標的としてのパイオニア因子について記載した。新しい推定パイオニア因子の発見,および癌における核受容体機能を媒介するこれらの蛋白質間の相互作用について検討した。

シソーラス用語： ヒト ,  *DNA結合タンパク質 ,  核構成タンパク質 ,  *転写因子 ,  *乳房腫瘍 ,  アンドロゲン受容体 ,  エストロゲン受容体 ,  *前立腺腫瘍 ,  クロマチン ,  共役因子 ,  MCF7細胞 ,  腫瘍マーカー ,  転写【遺伝】 ,  ターゲット ,  抗腫瘍薬
準シソーラス用語： AP2 ,  *FOXA1 ,  HNF3α ,  PBX1 ,  TLE因子 ,  コレプレッサー ,  薬剤標的

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホルモン ,  依存性 ,  癌 ,  因子