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J-GLOBAL ID:201202228310549671   整理番号:12A0424164

ビフィダス菌表面エキソ多糖類は免疫変調と病原体防御を通して片利共生菌-宿主相互作用を促進する

Bifidobacterial surface-exopolysaccharide facilitates commensal-host interaction through immune modulation and pathogen protection
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巻: 109  号:ページ: 2108-2113  発行年: 2012年02月07日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビフィダス菌はヒト腸内細菌でかなりの比率を占め,幾つかのビフィダス菌株は,プロバイオティクスとして作用することで健康上の利益を主張する治療的介入物として使用される。しかしながら,宿主内でそれらの生息を維持する機構や,結果的に利益供給する機構は未知である。本研究で,Bifidobacterium breve UCC2003が細胞表面結合性のエキソ多糖類(EPS)を生産し,その生合成は二方向性遺伝子クラスタのどちらかの半分により指示され,2つのEPS可能性の内1つを生産することが分かった。当該クラスタの2つの反対半分の選択的転写はプロモーターの再配向により生じると考えられた。表面のEPSはストレス耐性を供与し,in vivo持続性を促進したが,初期コロニー形成には影響なかった。宿主免疫応答において顕著な差異が観察された:EPS+菌株はEPS欠損菌株と比較して強い免疫応答を誘起することが出来なかった。EPS生産は適応性B細胞応答からの回避と関連した。さらに,EPS+のB.breveの存在は腸内病原菌Citrobacter rodentiumのコロニー形成レベルを減じた。本結果は,ビフィダス菌-宿主相互作用の種々の側面の変調におけるEPSの重要かつ有益な役割を示し,それには片利共生菌の免疫回避や病原菌の防御が含まれることを示した。
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分類 (1件):
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微生物感染の生理と病原性 

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