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J-GLOBAL ID:201202228324719006   整理番号:12A0967529

腸内片利共生菌に対する差異的腸内M細胞遺伝子発現応答

Differential intestinal M-cell gene expression response to gut commensals
著者 (5件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 312-324  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腸粘膜を横断した細菌移送速度が異なることが報告されているが,腸上皮M細胞レベルの片利共生菌の移送に関する知見は少ない。本研究でin vitro M細胞モデルを用いて移送を定量し,種々の片利共生菌へのM細胞の転写応答を決定した。Lactobacillus salivarius,Escherichia coli,Bacteroides fragilisに対するM細胞の輸送速度論と遺伝子発現プロファイルを査定した。E.coliとB.fragilisは同等効率で移送されたが,L.salivariusの移送効率は低かった。マイクロアレイ解析から,対照ビーズと比較して細菌存在下でアップレギュレートされた遺伝子は主に転写調節に関与し,一方で向炎症性およびストレス応答遺伝子はE.coliとB.fragilisでアップレギュレートされ,L.salivariusとビーズではされなかった。細菌移送とM細胞の遺伝子発現応答は,in vivoでマウスM細胞で確認された。本知見は,M細胞には異なる片利共生菌の識別能を有し,その後の免疫応答を修飾することを示す。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  腸 

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