文献
J-GLOBAL ID:201202228367569997   整理番号:12A0023346

雷現象と電気設備の雷害対策〈高度情報社会を雷害から守る〉

著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 35-41  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: G0858A  ISSN: 0385-9894  CODEN: HAGIB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近の知見を入れた雷性状を概説し,雷被害の実態および対策の基本事項を説明した。雷被害は年間雨量日数に基づき予測し,電磁界観測により落雷位置と時刻を記録するシステムが開発されている。冬期雷の発生機構は夏季と異なる。特徴は,発生回数は比較的少ない,発生時間不定,放電方向が夏季と逆,電荷量が大きいものがある等である。送電線落雷被害は,碍子放電により碍子が破壊され,送電継続のための発熱等が原因である。建物の被害防止には避雷針を設置する。高圧配電線の雷害は,誘導雷,直撃雷および逆流雷であり,一定間隔の避雷器や架空地線の設置などが必要である。送電線落雷による瞬時電圧低下(瞬低)問題に対しては,瞬低ハザードマッププログラムにより電圧低下度を計算できるようになった。瞬低対策には,落雷位置標定システム等の雷接近検知が必要である。直列補償方式や並列補償方式は,瞬低の発生時に商用電源から切り離し,蓄電装置からの電源に切り替える方式である。高度情報社会の雷害問題には,情報通信機器の雷サージ対策やリスクマネジメント対策が求められる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
雲と降水の微物理  ,  保護装置 

前のページに戻る