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J-GLOBAL ID：201202228425496539   整理番号：12A1466458

哺乳動物細胞間の人工的な双方向情報伝達

Synthetic two-way communication between mammalian cells

著者 (9件)： BACCHUS William (ETH Zurich, Basel, CHE) ,  LANG Moritz (ETH Zurich, Basel, CHE) ,  WEBER Wilfried (ETH Zurich, Basel, CHE) ,  STELLING Joerg (ETH Zurich, Basel, CHE) ,  FUSSENEGGER Martin (ETH Zurich, Basel, CHE) ,  EL-BABA Marie Daoud (IUTA, Villeurbanne, FRA) ,  WEBER Wilfried (Albert-Ludwigs-Univ. Freiburg, Freiburg, DEU) ,  STELLING Joerg (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  FUSSENEGGER Martin (Univ. Basel, Basel, CHE)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 30  号： 10  ページ： 991-996  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全哺乳動物細胞が代謝情報を受け取り,処理して伝達し,さらには人工的な多チャネルネットワークを介して互いに情報伝達することを可能とするような合成生物学を応用した制御装置の設計は,多細胞生物の構成および将来の臨床介入に関する新しい洞察をもたらすと考えられる。本論文では,細胞間の代謝シグナルに反応して個々の哺乳動物細胞の挙動を調整する情報伝達ネットワークを紹介する。我々は,多段階情報処理カスケード,フィードフォワードシグナル伝達ループ,および双方向情報伝達など,天然の細胞間情報伝達ネットワークに類似した方法で相互作用する送信細胞,処理細胞,および受信細胞を作製した。脊椎動物の四肢および血管系の発達に関する天然の制御系を模倣した人工的な双方向情報伝達装置を利用することにより,血管内皮細胞層の一時的な透過性がプログラムされた。今回の人工的な多細胞情報伝達系は,将来の治療法または組織工学戦略を刺激すると考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： 哺乳類 ,  *細胞 ,  *細胞情報伝達 ,  生物学 ,  制御装置 ,  *HEK293細胞 ,  ヒト ,  情報処理 ,  データ処理 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *フィードフォワードシグナル伝達ループ ,  合成生物学 ,  受信細胞 ,  処理細胞 ,  *情報伝達ネットワーク ,  *双方向情報伝達 ,  双方向情報伝達装置 ,  送信細胞 ,  *多細胞情報伝達系 ,  *多段階情報処理カスケード ,  *動物細胞

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  医用情報処理  (JE15030Q)

物質索引 (1件)： L-トリプトファン

タイトルに関連する用語 (4件)： 哺乳動物細胞 ,  人工 ,  双方向 ,  情報伝達