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J-GLOBAL ID：201202228604610913   整理番号：12A0425837

表面におけるカフェインの形態の多様性: 針状と六角形

Morphological Diversity of Caffeine on Surfaces: Needles and Hexagons

著者 (9件)： SARFRAZ Adnan (BAM Federal Inst. Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  SARFRAZ Adnan (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  SIMO Anne (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  FENGER Robert (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  CHRISTEN Wolfgang (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  RADEMANN Klaus (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  PANNE Ulrich (BAM Federal Inst. Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  PANNE Ulrich (Humboldt-Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  EMMERLING Franziska (BAM Federal Inst. Materials Res. and Testing, Berlin, DEU)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 12  号： 2  ページ： 583-588  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超臨界溶液急速膨張(RESS)法とドロップキャスティングによって,ケイ素またはソーダ石灰ガラスの表面に析出したカフェインの異なる結晶構造や形態を研究した。また,環境走査型電子顕微鏡(ESEM),原子間力顕微鏡(AFM),およびX線回折(XRD)によって,カフェインの結晶過程を決定づけるパラメータを調べた。RESS過程でカフェインは熱力学的に安定なβ型の結晶になり,針状構造の塊として観測された。さらに,溶液の表面に結晶化するカフェインは大きなアスペクト比をもつ針状構造を形成する傾向が強いことがわかった。この針状結晶のアスペクト比は10~100になった。しかし,アスペクト比1の対称性の高い六角形も観測された。これらの六角形のサイズ分布を調べると,大きいもので30μmになった。RESS析出では六角形の形態が観測されないので,この六角形モチーフの形成は溶媒,溶質,および溶液表面の相互作用に強く依存していることがわかった。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  断熱膨張 ,  *ケイ素 ,  *ソーダ石灰ガラス ,  表面 ,  *結晶成長 ,  *結晶形態 ,  針状晶 ,  六方晶系 ,  電子顕微鏡観察 ,  原子間力顕微鏡 ,  X線回折 ,  硝酸銀 ,  硝酸ナトリウム ,  水溶液 ,  アスペクト比 ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  脂肪族塩素化合物 ,  中枢興奮薬
準シソーラス用語： *超臨界溶液 ,  *液面

分類 (2件)： 固-固界面  (CB12060M) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

物質索引 (2件)： カフェイン ,  ジクロロメタン

タイトルに関連する用語 (5件)： カフェイン ,  形態 ,  多様性 ,  針状 ,  六角形