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J-GLOBAL ID:201202228626334340   整理番号:12A0961372

福島第一原子力発電所事故に係る特別環境放射線モニタリング結果-中間報告(空間線量率,空気中放射性物質濃度,降下じん中放射性物質濃度)-

Results of the Environmental Radiation Monitoring Following the Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant-Interim Report (Ambient Radiation Dose Rate, Radioactivity Concentration in the Air and Radioactivity Concentration in the Fallout)-
著者 (21件):
資料名:
号: 2011-035  ページ: WEB ONLY  発行年: 2011年08月 
JST資料番号: U0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故への対応として,核燃料サイクル工学研究所において特別環境放射線モニタリングを実施した。本報告は,平成23年5月31日までに得られた空間線量率,空気中放射性物質濃度,降下じん中放射性物質濃度の測定結果,並びに気象観測結果について速報的にとりまとめた。空間線量率は,3月15日1時前頃から徐々に上昇し始め,3月15日7時過ぎ,3月16日5時過ぎ,及び3月21日4時過ぎに,数千nGy/hほどの3つのピークがある上昇を示した。空気中放射性物質濃度及び降下量は,空間線量率と同様な経時変化を示した。空気中のI-131及びCs-137の揮発性及び粒子状の合計の濃度の比(I-131/Cs-137)は,日によって大きく変動した。3月15日~4月15日の1ケ月間の降下量は,Cs-137について,1986年5月のチェルノブイリ事故後と比較して約120倍,1963年6月の東京都高円寺(旧気象研究所)での大気圏内核実験フォールアウト時と比較して約30倍であった。核燃料サイクル工学研究所で屋外に居たと仮定して吸入摂取に係る内部被ばくに係る線量を試算した結果,暫定値として,成人及び小児の実効線量はそれぞれ約0.6mSv,約0.9mSv,甲状腺の等価線量はそれぞれ約8mSv,約20mSvと見積もられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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水冷却炉の安全性  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (8件):
  • 1)原子力災害対策本部,原子力安全に関するIAEA閣繚会議に対する日本国政府の報告書一東京電力福島原子力発電所の事故について-,http://www.kantei.go.jp/topics/2011/iaea_houkokusho.html,平成23年6月,IV-58p.
  • 2) R. B. Firestone and V. S. Shirley , Table of Isotopes 8th Edition, John Wiley & Sons, New York, 1996.
  • 3)文部科学省発表資料(http://www.mext.go.jp/comonent/a_menu/other/detail/_icsFiles/afieldfile/2011/07/01/1306618_070118.pdf).
  • 4)文部科学省発表資料(http://www.mexto.jp/comonent/a_menu/other/detail/_icsFiles/afieldfile/2011/05/12/130599_50512_4.pdf).
  • 5) J. Ishida et al., Environmental Radioactivity around Tokai-Works after the Reactor Accident at Chernobyl, J. Environ. Radioactivity, 7, pp17-27(1988).
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