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J-GLOBAL ID:201202228729963346   整理番号:12A1338699

モデルエピトープを提示するB型肝炎ウイルスコアの構造及び抗体との複合体

Structures of Hepatitis B Virus Cores Presenting a Model Epitope and Their Complexes with Antibodies
著者 (7件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 63-78  発行年: 2012年10月12日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルスのコアシェルは,シェルの外部のスパイク先端に位置する免疫優性領域に挿入した外来エピトープに対し免疫応答を強く中和する免疫促進因子の可能性がある。ここで,免疫優性領域の2つの代替位置に挿入したモデルエピトープを持つコアシェル構造を分析した。組換え発現したコア蛋白質は二十面体シェルのT=3及びT=4に集合し,原子座標はT=4シェルが利用できた。修飾蛋白質は主にT=3シェルに集合したので,天然のT=3シェルの疑似原子モデルを作成した。このT=3構造におけるスパイクは発現蛋白質から結晶化したT=4シェルと似ていた。しかし,修飾シェルにおけるスパイクは,ビリオンにおけるDNA含有シェルと同様に,配座転位を示した。どちらの構築物も,B型肝炎ウイルス表面抗原のpreS1領域由来の外来エピトープ,DPAFRに対する抗体の完全な接近を許容した。しかし,ひとつはマウスに注射した時,10倍弱い免疫応答を誘導した。この構築において,エピトープは側方のリンカー領域に依って殆ど制約されずに位置したので,シェルの対称性は一対のエピトープが互いに干渉のために十分接近させる原因となった。他の構築において,エピトープは天然のエピトープの配座と位置を模倣した。天然のコアシェルと免疫優勢エピトープに特異の抗体との相互作用を,外来エピトープに対する抗体と構築物とを比較した。これらの知見はウイルス様粒子に基づくワクチンの設計に対して意義がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗原・抗体・補体の生化学  ,  ウイルスの生化学 

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