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J-GLOBAL ID：201202228949775176   整理番号：12A0094097

2011年東北地方太平洋沖地震における小山高専建物の強震記録解析

著者 (1件)： 高橋純一 (小山工高専)
資料名： 小山工業高等専門学校研究紀要  (Research Reports of Oyama National College of Technology)
号： 44  ページ： 165-171  発行年： 2011年12月22日 
JST資料番号： S0863A  ISSN： 0288-2825  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小山高専建築学科高橋研究室では,校舎建物に強震計を設置し,地震の際の建物の応答を観測してきた。この度の2011年東北地方太平洋沖地震で観測された建物の応答スペクトルについて報告する。フォースバランス型加速度計4台が,2棟の建物の最上階と1階に設置されていた。栃木県小山市にある観測点からの震央距離は349kmである。最大加速度は,1階で水平550~600gal,上下220~270gal,最上階で水平830~890gal,上下220~270galであった。応答スペクトルは,水平2成分で0.4秒付近に最大値約2500galを示した。応答スペクトルの形状から,最大加速度が大きかったにもかかわらず建物被害が少なかった理由が説明できる。

シソーラス用語： *大地震 ,  地震記象 ,  *応答スペクトル ,  加速度計 ,  栃木県 ,  地震加速度 ,  震災 ,  2011年東北地方太平洋沖地震 ,  強震記録 ,  建物被害 ,  最大地動加速度
準シソーラス用語： 最大加速度 ,  小山市

分類 (1件)： 構造動力学  (HD02000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  建物 ,  強震記録 ,  解析