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J-GLOBAL ID：201202228980464812   整理番号：12A1411227

酸性生物環境を検出および画像化するためのpH-感受性ポリマー性ミセル-基盤pHプローブ

pH-Sensitive Polymeric Micelle-Based pH Probe for Detecting and Imaging Acidic Biological Environments

著者 (9件)： LEE Young Ju (Univ. Utah, Utah, USA) ,  KANG Han Chang (Univ. Utah, Utah, USA) ,  LEE Young Ju (Korea Basic Sci. Inst., Gwangju, KOR) ,  KANG Han Chang (Catholic Univ. Korea, Gyeonggi-do, KOR) ,  HU Jun (Univ. Utah, Utah, USA) ,  NICHOLS Joseph W. (Univ. Utah, Utah, USA) ,  JEON Yong Sun (Inha Univ., Incheon, KOR) ,  BAE You Han (Univ. Utah, Utah, USA) ,  BAE You Han (Utah-Inha Drug Delivery Systems (DDS) and Advanced Therapeutics Res. Center, Incheon, KOR)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 13  号： 9  ページ： 2945-2951  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固形がんの周辺は酸性環境下にあることから,その診断にはpHセンサーが有効である。しかし,単量性pHプローブでは限界があることから,本研究では,ポリエチレングリコール(PEG)-b-ポリ(L-ヒスチジン)(PHis)およびPEG-b-ポリ(L-乳酸)(PLLA)から成る混合ミセルpHプローブをデザイン・作製した。この混合ミセルは既に効果的抗腫瘍剤キャリアーとして知られている。単量性ヒスチジン誘導体やPHis誘導体とは違って,混合ミセルはpHに対して極めて感受性が強く構造的に変化し易いことから,NMRを利用すると良好なpH感知システムを作ることができ,pH-値の0.2-0.3の違いを検出できる。すなわち,非生物学的りん酸緩衝液と培養培地やラット全血液のような生物学的緩衝液のpH差を感知することができる。この結果,PHis-基盤混合ミセルはin vivo固形がんの有望なpH測定ツールとして期待される。

シソーラス用語： プローブ ,  ミセル ,  画像処理 ,  pH依存性 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリアミノ酸 ,  PLLA ,  *ブロック共重合体 ,  バイオセンサ ,  *pHセンサ ,  固形腫瘍
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール ,  ポリヒスチジン ,  高分子ミセル

分類 (2件)： 生物物理的研究法  (EA03020V) ,  共重合  (CG04030D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 酸性 ,  生物 ,  環境 ,  画像化 ,  pH ,  感受性 ,  ポリマー性 ,  ミセル ,  基盤 ,  プローブ