抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「ふげん」において2008年度に実施した第3・4給水加熱器室の機器撤去作業のうち解体工程に掛かる人工数を管理データ評価システム(PRODIAコード)により計算し,既存の評価式の「ふげん」への適用性を評価した。その結果,JPDR解体の実績データから得た既存の評価式による人工数の計算結果は実績データと大きく異なった。特に,第3・4給水加熱器の撤去に掛かる人工数の計算結果はそれぞれ実績データの1.8倍,および3.3倍となった。また,第3給水加熱器と第4給水加熱器の重量がほぼ同じであるにもかかわらず,その撤去に掛かる人工数は約2倍の違いが見られた。これらの違いについて検討し,違いの主な要因は1)既存の評価モデルの作業構成(粗断・細断・収納)と第3・4給水加熱器の作業構成(粗断・仮置き)が異なっている,2)切断回数が第3給水加熱器と第4給水加熱器で異なっている,にあることから,給水加熱器の切断回数を含めた作業構成を考慮できる新たな評価式を作成し,再度,第3・4給水加熱器の撤去に掛かる人工数を評価した。計算結果は実績データと良く一致し,新たに作成した評価式の妥当性を確認した。(著者抄録)