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J-GLOBAL ID：201202229026615610   整理番号：12A1681026

エコフレンドリー繊維加工:羊毛の防縮加工について

Eco-Friendly Textile Processing : Shrink Proofing of Wool

著者 (2件)： 高岸徹 (大阪府立大学) ,  長嶋直子 (和洋女子大学家政学群服飾造形学類)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 68  号： 9  ページ： P.256-P.260 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 持続可能である羊毛の更なるエコフレンドリー繊維加工を目指して,最近の防縮加工の現状について概観した。具体的には次の事項であった:吸着性有機ハロゲン化合物(AOX)の危険性と規制の動向(発がん性が疑われるものもありドイツでは規制値が定められている),羊毛関連分野における塩素化合物(古くから塩素系薬剤を用いた防縮加工が行なわれてきた。またドライクリーニングにも塩素系有機溶剤が用いられてきた),羊毛の汎用防縮加工法(羊毛業界で現在広く行われているHercosett法は塩素ガスを使用する),ドライクリーニング用溶剤(テトラクロロエチレンも使用している),非塩素系薬剤の防縮加工への応用(モノ加硫酸水素カリウム処理等多く研究されている),低温プラズマ処理による防縮加工(アルゴンプラズマ処理等研究・開発されている),酵素の防縮加工への応用(オゾン/ケラチナーゼ処理等研究されている),羊毛繊維へのセラックの応用(強度低下防止が研究されている)。

シソーラス用語： *技術 ,  *グリーンケミストリー ,  *繊維 ,  *布仕上 ,  *羊毛 ,  *防縮加工 ,  *社会 ,  *有機ハロゲン化合物 ,  *リスク ,  *規制 ,  *塩素化合物 ,  *ドライクリーニング ,  *プラズマ処理 ,  *酵素
準シソーラス用語： *エコテクノロジー ,  *環境にやさしい化学 ,  *危険性 ,  *仕上加工 ,  *持続可能な社会

分類 (2件)： 仕上げ  (YM06030F) ,  繊維改質  (YM02050Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： エコフレンドリー ,  繊維加工 ,  羊毛 ,  防縮加工