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J-GLOBAL ID:201202229039883141   整理番号:12A0810719

逐次硫酸浸出および選択沈殿により使用済みニッケル-メタルハイドライド電池から希土類および卑金属の回収

Recovery of rare earths and base metals from spent nickel-metal hydride batteries by sequential sulphuric acid leaching and selective precipitations
著者 (2件):
資料名:
巻: 211  ページ: 184-191  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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使用済みNiMH電池から希土類および卑金属を回収するため,湿式製錬プロセスについて述べる。実験室試験は,予備ふるい分け後,工業規模の粉砕プロセスにて得られるNiMH粉末(<500μm)を用いて行った。初期粉末中に存在する最重要金属は,ニッケル(29%w/w),マンガン(13%w/w),亜鉛(8%w/w)および希土類(ランタンおよびセリウム)(5%w/w);他元素は鉄(1%w/w),カリウムおよびコバルト(2.5%w/w)である。得られた結果は,サンプル中に存在するランタンおよびセリウムを殆ど完全に溶解するには,2つの逐次浸出段階が必要であることを示した。浸出実験では,3つのパラメータについて研究し,要因実験により最適化した;硫酸濃度,クエン酸濃度および温度である。第2浸出段階後の平均溶解収率は,マンガン,コバルト,亜鉛および希土類に対して100%,そしてNiに対しては99%であった。RE99%の全回収は,選択沈殿後に得られた。希土類は,浸出後pH2以下にて水酸化ナトリウムによる選択沈殿により回収された;これらの条件下にて,ランタンおよびセリウム硫酸塩から成る沈殿物が生成した。NiMH使用済み電池から99%以上の回収率でREを回収するフローシートを提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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二次電池 

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