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J-GLOBAL ID：201202229058739868   整理番号：12A1164946

二重受信システムを持つ単核および異核二次元共分散固体NMR分光

Homo- and heteronuclear two-dimensional covariance solid-state NMR spectroscopy with a dual-receiver system

著者 (5件)： TAKEDA Kazuyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KUSAKABE Yasushi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NODA Yasuto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKUCHI Masashi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKEGOSHI K. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 27  ページ： 9715-9721  発行年： 2012年07月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単核相関(HOMCOR)を抽出するために確立された二次元(2D)共分散NMR分光法を,異核相関(HETCOR)にまで拡張した。¹³C/¹⁵N 2D化学シフト実験において,¹³C,¹⁵N標識ヒスチジン多結晶試料の¹³Cおよび¹⁵N信号が二重受信システムにより同時に得られた。データ処理のためにデータセットを再配列し,¹³C-¹³Cおよび15N-15N単核相関とともに¹³C-¹⁵N異核相関を得ることができた。本報の方法は,間接次元のスペクトルが検出次元の分解能を持つという,本来の共分散HOMCORの長所を維持することができた。その結果,通常の2D Fourier変換法に比べて少ない量のデータで,良好な分解能の2Dスペクトルが得られた。そのため,実験時間が少なくてすみ,また一定の測定時間内での信号の平均化の数の増大により感度を増大させ得ることを述べた。

シソーラス用語： *受信方式 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *二次元NMR ,  *共分散 ,  *固体 ,  *炭素13NMR ,  *窒素15NMR ,  化学シフト ,  安定同位体 ,  標識法 ,  多結晶 ,  スペクトル ,  分解能 ,  Fourier変換 ,  感度 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： HETCOR ,  *異核NMR ,  固体NMR

分類 (3件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  有機化合物のNMR  (BM07044Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 受信システム ,  核 ,  共分散 ,  固体NMR ,  分光