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J-GLOBAL ID：201202229128881039   整理番号：12A1777191

抗菌性ペプチドのアウレイン1.2はカーペット機構によりモデル膜を分裂させる

The antimicrobial peptide aurein 1.2 disrupts model membranes via the carpet mechanism

著者 (7件)： FERNANDEZ David I. (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  LE BRUN Anton P. (Australian Nuclear Sci. and Technol. Organisation, NSW, AUS) ,  WHITWELL Thomas C. (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  SANI Marc-Antoine (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  JAMES Michael (Australian Nuclear Sci. and Technol. Organisation, NSW, AUS) ,  JAMES Michael (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  SEPAROVIC Frances (Univ. Melbourne, VIC, AUS)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 45  ページ： 15739-15751  発行年： 2012年12月05日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)/ジミリストイルホスファチジルグリセロール(DMPG)モデル膜と,抗菌性ペプチドのアウレイン1.2との相互作用を調べた。これらの膜は,それぞれ,真核生物膜と原核生物膜を模倣したものである。中性子反射率測定と固体NMRによれば,このペプチドにより膜の構造が僅かに変化する。QCM,ベシクル色素漏れ及びAFM測定によりペプチドの相互作用を調べた。アウレイン1.2はアニオン性DMPC/DMPG膜と膜の表面で相互作用し,二層の分裂と膜の溶解を招く。アウレイン1.2の抗菌性相互作用は,リン脂質の型に応じて別個の構造変化を招くというカーペット機構と合う。

シソーラス用語： *オレフィン化合物 ,  *ヒドロキシ化合物 ,  *ラクトン ,  *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  ペプチド ,  計測 ,  *アミノアルコール ,  *カルボン酸エステル ,  *ポリオール ,  *脂肪族アミン ,  *脂肪族アルコール ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *第四アンモニウム ,  *無機酸エステル ,  生物膜 ,  分子間相互作用 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  微量天秤 ,  顕微鏡観察 ,  細胞生理
準シソーラス用語： QCM ,  原子間力顕微鏡観察 ,  固体NMR ,  抗菌ペプチド ,  細胞溶解 ,  反射率測定 ,  微生物膜

分類 (4件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  ペプチド  (CF10080G) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

物質索引 (3件)： アウレイン ,  ジミリストイルホスファチジルグリセロール ,  ジミリストイルホスファチジルコリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 抗菌性ペプチド ,  アウレイン ,  カーペット ,  モデル