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J-GLOBAL ID：201202229160820084   整理番号：12A0664150

オンチップバスにより生じる機能的クロストークと電源雑音を低減するスキュー利用方法

Skewing-based method for reduction of functional crosstalk and power supply noise caused by on-chip buses

著者 (3件)： TUUNA S. (Univ. Turku, Turku, FIN) ,  ISOAHO J. (Univ. Turku, Turku, FIN) ,  TENHUNEN H. (Univ. Turku, Turku, FIN)
資料名： IET Computers & Digital Techniques  (IET Computers & Digital Techniques)
巻： 6  号： 2  ページ： 114-124  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： H0155D  ISSN： 1751-8601  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オンチップ通信はナノスケール集積回路で隘路となる場合が多いが,雑音の主な原因はクロストークと電源である。本論文は,機能的クロストーク雑音と電源雑音を,もう一つの主なシステム資源である時間を利用して同時に低減する方法を示した。これは隣接配線の相対的タイミングを,意図的にスキューさせて達成した。また誘導性および容量性クロストークを,RCモデルではなく解析的RLCバスモデルにより解析した。静的遅延は,フリップフロップのサイズ変更により実現したが,この方法は面積の制限されている場合に適している。バスクロストーク雑音と伝搬遅延,およびバスによる電源雑音のモデル化は,トレードオフ過程において適切なスキュー時間を発見するのに有用である。このモデルの誤差は,65nmテクノロジーでHSPICEシミュレーションにより検証した。事例研究において,この方法は上記両雑音を効果的に低減できることを示した。

シソーラス用語： 規模 ,  超LSI ,  *クロストーク ,  雑音 ,  時間 ,  信号歪 ,  *データバス ,  制御 ,  RLC回路 ,  回路モデル ,  モデリング ,  トレードオフ ,  SPICEプログラム ,  回路シミュレーション ,  事例研究 ,  *雑音低減
準シソーラス用語： HSPICE ,  クロックスキュー ,  システムオンチップ ,  *システムバス ,  タイミング制御 ,  ナノスケール ,  *電源雑音

分類 (2件)： 半導体集積回路  (NC03162T) ,  CAD,CAM  (JE10000A)

タイトルに関連する用語 (4件)： オンチップ ,  バス ,  電源雑音 ,  スキュー