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J-GLOBAL ID:201202229306341612   整理番号:12A0653252

危険廃棄物の固定化のためのリン酸塩ガラスの熱化学

Thermochemistry of phosphate glasses for immobilization of dangerous waste
著者 (2件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 705-709  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガラス固化は放射性廃棄物の固定化のための有効な方法であると現在考えられている。この方法はガラス構造中への有害元素の封入に基づいている。本報告は高ナトリウム含有量の硫酸塩,ハロゲン化物及びリン酸塩などの塩の形態で放射性廃棄物をレンダリングするためのP2O5-Al2O3-Na2O及びP2O5-Al2O3-Fe2O3-Na2O系のガラスの熱特性に関する研究結果を示す。これらの物質は今日まで放射性廃棄物の固定化に一般的に使用されてきたホウケイ酸ガラスで受け入れることができない。固定化のための方法としてガラス-廃棄物混合物の焼結物形成を選択し,この方法の熱化学について調べた。CaCl2をモデル塩化物廃棄物物質として使用した。この固定化方法は非晶質マトリックスとしてP2O5を50wt%以上含有するNa,Al,Fe-リン酸塩ガラスの焼結から構成される。熱分析は全ガラスとも結晶化能力を発現することを示し,これよりこの方法の高い程度をこれらガラスの化学組成で測定した。ガラスへのFe2O3の添加は結晶化過程を強化した。焼結物成分の浸出試験で組成中にFe2O3を含有するガラスがAl2O3含有リン酸塩ガラスと比べて最も効率的に廃棄物と結合することを確立した。試験結果は効率的固定化を確実にするガラス-結晶焼結物中でCaCl2などの塩化物塩の形態として廃棄物物質が安定に結合していることを言明することを許す。Copyright 2011 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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放射性廃棄物  ,  ガラスの性質・分析・試験  ,  無機物質の化学分析一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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