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J-GLOBAL ID:201202229320070613   整理番号:12A1222752

中国の高富栄養湖の堆積物中のハロゲン化有機汚染物質(HOCs):発生,分布と質量インベントリー

Halogenated organic contaminants (HOCs) in sediment from a highly eutrophicated lake, China: Occurrence, distribution and mass inventories
著者 (9件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1003-1008  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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16のポリブロモジフェニルエーテル(PBDEs)と37のポリ塩化ビフェニル(PCBs)を含むハロゲン化有機汚染物質(HOCs)を,中国の高富栄養湖,Chaohu湖からの49の表層堆積物で定量した。PBDEsPBDEsは,ほとんどの試料で検出され,全濃度(Σ16PBDEsとして)の範囲は0.84から86.6ngg-1の範囲であった。中国の珠江デルタと揚子江デルタでのPBDEsの存在と比べて,Σ16PBDEsの濃度に対するBDE-209の低パーセントは,地域家庭用家具目的用のペンタ-BDE混合物製品の適用量が高いためと推定した。37PCB(Σ37PCBs)の全濃度は,0.05から3.36ngg-1の範囲で,最も多く検出されたのは,PCB-1,-4,-52と-71であった。全有機炭素(TOC)とΣ16PBDEとΣ37PCB両方の濃度との相関性が低いことは,堆積物TOCへの植物プランクトン有機炭素の寄与が大きいことを示唆した。この湖に西部のPBDEsとPCBsによる汚染は,湖東部より著しく厳しかった。他の河口に比べてNanfei川の河口の堆積物中のPBDEsとPCBsの高い残留に関する筆者等の発見もまた,都市域(Hefei市)がPBDEsとPCBsの主な汚染源であるとの結論を支持した。本研究のHOC濃度と世界の他の湖沼堆積物のものとの比較は,Chaohu湖のPBDEsによる汚染が世界の濃度範囲の中央にあり,一方PCBsは世界範囲の最低域にあり,これを地域経済開発とPBDEsとPCBsの使用履歴で説明できた。この湖のHOCsの質量インベントリーを561と38kgと推定し,これはこれらの世界の歴史的生産量のそれぞれ0.000006%と0.0001%に相当した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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湖沼汚濁  ,  その他の汚染原因物質 
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